2017年05月18日

[産経新聞] 【主張】ミサイル撃ち続ける相手に対話か 安保理警告無視する北朝鮮に日米韓主導で強い措置を (2017年05月18日)

北朝鮮の「新型中距離弾道ミサイル」発射への対応をめぐり、国連安全保障理事会が緊急会合を開催した。

安保理はこれに先立ちミサイル発射を強く非難する報道声明を発表し、「さらなる重大な措置を取る」と警告した。

北朝鮮に対する非難声明は、今年に入って6回を数える。だが、北朝鮮は過去の声明を完全に無視したうえ、挑発を繰り返している。

暴挙に即応して安保理が声を上げるのは当然だが、問題は北朝鮮が聞く耳を持たないことである。追加制裁を含む新たな決議を早急に採択すべきだ。

現行の制裁は、北朝鮮の主な外貨収入源である石炭輸出に上限を設けるなど、内容的には厳しいものとなっている。これが十分な打撃を与えられていないのは制裁に「抜け穴」があるからだ。

報道声明には「安保理メンバー国が制裁の完全履行を誓う」とも記された。常任理事国である中国、ロシアなどに向けられていると考えるべきだ。

完全履行を前提とすれば、追加制裁は北朝鮮への一層の圧力となり得る。新決議をまとめる過程で抜け穴をふさぐことに重点を置けば、どの国がこれに抵抗するかも明らかになるだろう。

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緊急会合の開催は、日米と安保理の非メンバー国である韓国が要請した。3カ国の国連大使は会合前にそろって会見し、さらなる圧力が重要との共通の立場をアピールした。

韓国の文在寅新政権は対北融和政策を掲げている。トランプ政権も、元政府高官が北朝鮮外務省の高官とノルウェーで接触した。

対話は、北朝鮮の核戦力放棄が前提であり、ミサイルを撃ち続ける相手はそれに値しない。新決議に向けて、日米韓が改めて足並みをそろえる意味も大きい。

ここ数日、日米や日韓の外相、防衛相らが電話協議するなど、さまざまなレベルで意思疎通を図ったのは適切な動きだ。

ヘイリー米国連大使は、対北制裁強化に向け、中国と協議を始めたと強調した。北朝鮮の擁護に回ることが多かった中国やロシアを制裁の環(わ)に加えねばならない。

今月、イタリアで開かれる先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)でも、日米首脳が協力し、欧州首脳らと北朝鮮の暴走を止める議論を主導してほしい。
posted by (-@∀@) at 13:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 産経新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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